大学入試・センター試験のこと

大学に行こうと考えている人ならば、まずセンター試験のことを思い浮かべるのではないでしょうか。センター試験を利用している大学は国公立だけでなく私立大学まで広がっていて、平成16年度では短期大学でも利用されることとなりました。

そもそもこのセンター試験とはいったいなんなのでしょうか。
もともと国公立大学の一時試験にあたるもので、平成元年前までは共通学力試験(共通一次試験)と呼ばれたものでで、国公立大学の共通一次試験であり、あくまで国立の大学入学志願者が受ければいいものでした。最初の共通一次試験は簡単で、入学してくる生徒の質の低下を恐れ2次試験の難易度をあげることになってしまいました。これは受験生にとっての負担を増加させることと、大学の序列化も進ませる結果になってしまい、本当なら共通一次試験で受験戦争の歯止めをかけるつもりが逆に激化させてしまったのです。そうして私立の中高一貫校への進学率も高まることにもつながりました。
こうして共通一次が継続されていたのですが、1990年に共通一次を多様化させたセンター試験がスタートしたのです。

大学入試センターはセンター試験の役割をこう説明しています。奇問や難問を排除した、良質な問題の確保、大学入試の個性化・多様化、国公私立大学を通じた入試改革、アラカルト方式による各大学に適した利用及び大学の序列化回避です。
こうして今ではおなじみのセンター試験が始まったのです。

大学入試とセンター試験

今では当たり前になっている大学入試の際のセンター試験。
国公立の大学の“一次試験”としてなら、以前からセンター試験と言うものが利用されてきたそうなのですが、昔は私立の大学ではこういったセンター試験を利用した大学はあまりなかったそうです。

そして近年では私立の大学でもセンター利用の入試という比較的新しい受験方法が取り入れられてきているようです。

このように国公立の大学入試のように、私立の大学でもセンター利用入試を取り入れだしたのには何かしらの理由が考えられます。

センター試験と言うのは、ほぼ毎年決まった傾向にあるのだそう。

その為、実際に入試を受ける受験生にとって、“対策がしやすい”という理由があげられます。

どの教科にも言えることなのですが、センター試験の対策方法によっては(過去問を繰り返しやっているなど)、満点というわけにはいきませんが、ある程度の得点をとるのは特別難しくはないはずです。

でも、たった1つの教科で、それが得意科目であっても満点を取るとうのは難しいところもありますよね。そういった理由から、“今年の受験生のレベルをはかる”という意味では良い対策がこのセンター試験なのだと考えられます。

そして他の理由としては、大学側が“問題を作る手間を省くことができる”ということが考えられます。

以前から予備校側が大学の代わりに入試問題の制作を任されるという事業を始待っているそうなのですが、これのデメリットとしては、肝心の入試問題が外部に漏れてしまうということや、その請け負った予備校の出題の傾向が色濃く出てしまったりする・・・などというようなところです。

これらからわかるように、今のようなセンター試験が広がっている理由は、センター試験の問題の良さが認められたことが1つの大きな理由だと思います。